
トミブロ-vol-154【飾らない文章】
2025年6月6日




colorspecialist/owner
Novelty wave 創始者
富井大介

渋谷区恵比寿南2-9-4 B1F
お客様のお勧めで “青と赤のガウン” を読みました。

彬子さまのオックスフォード留学時のお話です。

私は皇室の事情をあまり知っていませんでしたが、少し理解するきっかけになりました。
人として丁寧に生きることを実践されてる方だなと、思いました。
なぜそんな事を感じたのかはその文面にあります。
“こう思われたい” の見え隠れが無い文章。
これはあくまで私の感じ方ですが、普段、エッセイを読んでいると、筆者の “私をこういう風に理解して欲しい!私はこんな一面があるんです!” と言う気持ちが間接的に伝わってきます。
書き手も(カッコ悪いから?)直接的ではなく、あくまで間接的な表現にしていますが。
それも文章を書く人の遊び心と言えば、そうかも知れません。
「赤と青のガウン」は “承認欲求” を感じ無い文章で、自分を飾らず、とても読み手に対してリスペクトのある伝え方で書かれていました。
それは育ちと言うか、環境と言うかべきなのか…私には理解しえないバックグラウンドの深みを感じました。

実際にお会いできたらどんな空気感を纏っていらっしゃるんだろう?
もし機会があればお会いしてみたいものです。
“丁寧に生きる”
改めて向き合うきっかけになりました。

Novelty wave 創始者
富井大介

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