
〈トリートメントのソムリエ資格〉を取りに行く話
こんにちは。
先日、とある所に赴きまして
トリートメントのソムリエ資格なるものを取得するために講習&検定試験を受けてきました。

7年前から毛髪科学の座学講習や、トリートメントの技術講習を受けてきて、知識と技術をアップデートしてきました。
新製品が出る毎に、メーカーのトレーナーと呼ばれる方が臨店講習に来てくださり、そこで正しい知識とメーカー推奨の技術を教わっています。
そして今年の1月、弊社が取り扱っているMILBON社のAujuaの新製品が出る機会に、トレーナーの方からAujuaソムリエの資格にチャレンジしないか?とお誘いを受けました。

Aujuaのソムリエ資格取得のためには、Aujuaソムリエ育成アカデミアへの受講をして、知識試験の合格、合宿研修などの認定プロセスを修了する必要があります。
ちゃんとした一流のメーカーが出している認定資格なので、ハードルはけっこう高いです。
しかし、今までの積み重ねで、気が付けばあと一つのステップでソムリエ認定の試験を受けられるという事が分かり、この度、認定試験を受けることにしました。
でも実はわたくし、メーカーの担当の方からソムリエ取得のお誘いを頂いたその場では、一度お断りしていまっていました(^^;)
誤解を恐れずに正直に言うと、ソムリエ取得はけっこう面倒だなぁと思っていたのです。
ソムリエの資格が無くてもお客様に自信を持ってヘアケアのアドバイスは出来る自信がありましたし、そういった資格で箔を付ける必要性も感じていなかったのが正直な気持ちです。(MILBON様 ゴメンナサイ)
しかも、NOVEの定休日が月曜日なのに対し、月曜に認定試験を受けられるのがなんと新潟!
東京は火曜日…Σ(゚д゚lll)
試験日も昼に一日講習を受けてからの試験ということで、これは中々ハードルが高い。
ソムリエ取得が出来ると、NOVEもAujuaソムリエ在籍サロンという認定を貰えるのですが、休日は育児に火事に奮闘している私に対して富井もオファーは遠慮しているのを感じました。
で、一度お断りの返事を担当の方に直接してしまったのですが、家に帰ってからもやもやとした気持ちになって、それが数日続いたのですね。
今後も長く美容師を現役で続けていきたい!と思っているのに、今の時点で学びの機会を面倒くさがってしまって良いのだろうか・・・?
断る理由が「気持ち的な重さ」だったら、それは絶対にチャレンジした方が良い!
そう思って妻に相談。
朝7時の東京駅発の新幹線に乗れれば間に合うが、まる一日家を空けてその日は大丈夫か?
息子の習い事の送り迎えをどうするか??
課題をクリアにして、検定を受けられる運びとなりました(/・ω・)/
そして迎えた当日
実は私、この日は埼玉県の大宮に現れました。
新幹線にも乗りません。

というのも、認定員の担当の方の計らいで、特別に別会場での講習受講と試験を手配して下さったのです!
トレーナーさんも付きっ切りで、まる一日、私の為だけに付き合って下さるというスペシャルな待遇。
有難いですm(__)m

心理カウンセラーの使う「ラポールカウンセリング」を基礎にしたカウンセリングメソッドを学び、それを前半と後半で2つに分けられている試験を両方合格したらこの日は終了です。
しかし、私が合格しない限りは延々と続き、認定員・トレーナーの御二方も終われないし帰れません。
そんなプレッシャーの元で合計で7回の試験を受けて、夕方なって漸く全部のカリキュラムを修了できました(^^;)
これから6月の一か月間、サロンワークでの課題をクリア出来たら7月より晴れてソムリエ認定となるそうです。
リクルート社と共同で創ったというカウンセリングメソッドは、美容師のコミュニケ-ションが非常によく分析されていて、必要で濃い情報を短時間でお客様と共有できるような仕組みになっていました。
メソッド習得に当たって自分自身のコミュニケーション方法に向き合わないといけなくて、強みだけでなく苦手な部分も点数化されて突きつけられました。
正直なところストレスも多かったです(-_-;)
でも、その痛い部分に逃げないで向き合える機会は重要で、そこが一番成長できたと感じています。
これからも顧客様と、将来的に出会うお客様をハッピーに出来るように、日々の学びと成長を大切にしていきたいと改めて思いました。

