冬の乾燥に負けない髪へ。今日からできる“しっとりケア習慣”
冬の乾燥は髪の大敵!
美容師が本当に伝えたい「冬のヘアケアのポイント」💡
こんにちは、NOVEです。
11月もいよいよ終わり、いよいよ本格的な冬が近づいてきましたね。
この季節に入ると、美容室でも「最近パサつく」「毛先がまとまらない」「静電気が気になる」という声が一気に増えてきます。
気温が下がると同時に、空気中の湿度もぐっと低下して、
空気中の湿度は30%台まで落ち込むことも。
これは“乾燥注意報レベル”の湿度なので、当然髪も肌も乾燥のダメージを強く受けます。
美容室のトリートメントで補修することももちろん大切ですが、
実は「日常生活のちょっとした習慣」が髪の乾燥具合を大きく左右します。
美容師の立場から見ても、
“サロンケア × 日常ケア” の二つが揃ってこそ本当に美しい髪が維持できるんです。
今日は、冬に特に意識してほしい 2つのヘアケア方法 をまとめてご紹介します。
どちらも今日からすぐにできる内容なので、ぜひ生活の中に取り入れてみてくださいね。
① シャワーの最後の「お湯の温度」を38〜39度にする
まず1つ目は、トリートメントを流すときの温度管理。
普段、シャワーの温度って何度に設定していますか?
冬になるとどうしても40〜42度くらいの“熱め”に設定しがちですよね。
寒い日であればなおさら、熱いお湯のほうが気持ち良いものです。
でも実は、
髪と頭皮にとっては、38〜39度くらいの“ぬるま湯”がベストなんです!

理由はシンプルで、
温度が高すぎるとキューティクルが開きやすくなり、髪内部の水分が抜けやすくなってしまうから。
特に冬は空気が乾燥しているので、
せっかく保湿トリートメントを付けても「熱すぎるお湯で全部流してしまう」という残念な結果に…。
だからこそ、
シャワーの最後だけでも温度を少し下げるのがポイントです。
たったこれだけですが、毛先のパサつきが変わります。
もちろん、最初からずっと38度にする必要はありません。
寒い時はしっかり温まっていただいて大丈夫。
とロートメント(コンディショナー)を流す最後の1分間だけ「ぬるめ」にしてあげるだけで、髪の保湿力がぐっと上がりますよ。
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② ドライヤーのマイナスイオンは「冷風」で効果がUPする
2つ目は、ドライヤーの使い方。
最近のドライヤーはほとんどが「マイナスイオン機能」を搭載していますが、
実はその効果が最大限に発揮されるのは “冷風” だとご存じでしたか?
これは実際にドライヤーメーカーさんから直接お聞きした話なのですが、
• 温風ではマイナスイオンが出にくい
• 出ても高温の熱が邪魔して髪に定着しにくい
という特性があるそうです。
つまり、
髪のツヤを出したい・静電気を抑えたい・まとまりを良くしたい という時は、
ブローの仕上げに“冷風を1分弱”当ててあげるのが正解。

冷風を当てることでキューティクルがきゅっと締まり、
マイナスイオンも定着しやすくなるので、
仕上がりの手触りが滑らかになり、ツヤも出て静電気も起こりにくくなります。
特に冬は静電気が発生しやすいため、
この冷風仕上げは本当におすすめです。
さらに、
冷風は頭皮に当てても熱ダメージがないので、
頭皮環境を整える意味でもとても優秀。
「毎日使っている道具を少し工夫するだけ」で髪の調子が変わるので、
ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
冬の乾燥ケアは「習慣を少し変える」だけで効果が出る
冬のヘアケアというと、
“特別なアイテム”や“高価なトリートメント”が必要なイメージを持つ方も多いですが、
実は日常生活の中の お湯の温度 と ドライヤーの使い方 を見直すだけでも、
髪の乾燥度合いは大きく変わります。
もちろん、美容室での集中ケアも大切です。
サロンでしっかり保湿し、日常でその効果を長く維持するために、
今日お伝えした方法をぜひ活用してみてください。
冬の乾燥ケアでオススメのアイテム💡
ちなみに、冬の乾燥シーズン対策でオススメなアイテムを2つご紹介します。
1つ目はシルキーエンザイム モイスト
2つ目はAujuaのクエンチ ニュートリエント
1の「シルキーエンザイム」は乾かす前にスプレーする保湿ブローローションです。
キューティクルの引っ掛かりや摩擦が軽減され、静電気の予防にもなります◎
2の「クエンチ ニュートリエント」は週に1~2回の頻度で使用する高濃度トリートメントです。
いつものトリートメントのプラスαで、しっかりと毛先までケアできます。
質感が重めなので細毛の方にはあまりお勧め出来ない商品です。
※いずれの製品もNOVEで取り扱いがありますが、在庫数に限りがありますので、ご要望がありましたらインターネット予約の時に記入できる[コメント機能]に〇〇購入希望とご入力ください。(概ね3日くらいで美容室に商品は届く見込みです)
冬の髪は少しの工夫で必ず変わります。
乾燥しやすい季節こそ、優しく丁寧にケアしてあげましょう。
髪の状態やライフスタイルに合ったケア方法も個別にアドバイスできますので、
気になる方はお気軽にご相談くださいね。
この冬も、皆さまの髪がきれいに保てますように…! 


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